ジャポニカ学習帳

昨晩みた夢、好きな楽曲のメモ

Nirvana

高校に上がる前か高2になる前にNirvanaの『With the Lights Out』という未発表音源集的なものが発売されて、よくCMで宣伝されていました。「何かたくさん音楽を聴かなきゃ」と漠然と考えていて時「このバンドからきっと深く音楽に関わっていくんだろうな」と電撃なるものが走った記憶があります。

このバンドと関わった時、すでにバンドはありませんでしたが伝説は終わっていませんでした。レベルや規模が小さくてもロックは今も生きてるとは思うのですが、真のロックやパンクがあったのもロックスターがいたのも、ここが最後だと個人的には思います。自伝本を読んでいて、荒れてる時代がロックスターを産むのかな~と当時のアメリカを生きていないのでわからないけど、思うところはあります。

青春時代をNirvanaで過ごしてしまったという葛藤と、だったら何が支えだったんだろう?ってモヤモヤがありますが、今でも好きだとハッキリ言いきれる音楽です。 このバンドの何がいけないって、どうしたって暗いのにそれさえも魅力的でカッコイイ。鬱蒼としていることでさえ魂レベルの表現ができてしまうのです。

映像を見てると、楽曲をただステージで演奏するということだけでなく『ショーをやってる』と自覚しているような気がします。たまにライブ映像でジャムっぽいことをするのを見て、うまい下手でなく演奏家だなぁと思いました。ギターが下手=カートって感じの方程式をたまにみるけれど、音作りからも別の次元で表現者としてのギタリストというアプローチで演奏しています。知れば知るほど「ただ爆音を出してテキトーに演奏してるだけ」って感じではないと気が付きます。パフォーマンスだったりマジでやる気がない時もありますが、そういういい加減さもカリスマ性でカバーできてる。(たぶん)

Nirvanaから得たものは『誰でも知ってるコードで誰にもできない曲を作れるんだな』てことと『速く正確に弾く』ということだけがギターではないのだな、と思った。あとはノイズとか一見耳障りな音での表現の可能性を私に示してくれました。 一番関わった自覚があるバンドだけに、もっと語りたいですが長ったらしいのもなんかなってことでお気に入りの楽曲とLiveを紹介して〆

このLiveは演奏も音もダメ、ヘロヘロでやる気なし、見ててダルさある、いきなりのソロ延長にDrum/デイヴととBass/クリスが気の毒にに思えてくる…なのに何もかもが

『カ ッ コ イ イ』

youtu.be

パリでやった時のこの服装のギャップと最後にお辞儀するのも好き

youtu.be

で、一番好きな好きな曲はこれ

youtu.be

ちなみに、ブートではブラインドピッグっていうの好きだったな~