ジャポニカ学習帳

昨晩みた夢、好きな楽曲のメモ

モーターヘッド

「メタルやハードロックは聴かない」っていう宗教をやってた時に出会って、しかも1980年の曲ということに打ちのめされた曲『Ace of Spades』です。

youtu.be

アルバム持ってましたがこれしか記憶にないうえに、他のはあんまし知らないのに好きとかいっちゃダメかな。ダメかもな。

厳密には違うんですが、当時はいかにも酒・薬・女みたいな、情けないけど無茶苦茶な生きざまがカッコイイだるぉ?って類の音楽・ポジションではあったはず。私はそんなのや皮ジャンとかハーレーとかあんまし好きじゃないんですが、モーターヘッドだけは唯一といっていいくらいカッコイイと思っています。

歌詞の内容は、ギャンブルに相手はもう勝ったつもりでいて、泣いて逃げる面を拝みたがっている。それでも男らしく?諦めず・性懲りもなく勝負を仕掛け、実はその手札にスペードのエースが握られていて思い通りにはさせなかった。引かない・媚びない・顧みない硬派な男の曲である。

アメリカの映画なんかでは割と一般市民レベルでバイカーファッションというか、こういう類の風貌の人たちが出演するので、今でも海の向こうでは根強くハードロック文化があるのかもしれない。我々は農耕民族なので馴染まないんでしょう(テキトー)

当時のパンクスたちにも受け入れられたっていうのは、チャラチャラ弾かずゴリゴリと単純に曲を進めていくその男らしさと簡潔さにあったのだろうと納得してます。 ギター=技巧的でなければならない!っていう概念は今でもありますから、変に難しいことしなくてもカッコイイ曲がやれるのは当時にしてみれば大きな希望だったはず。 レミーのような音が出したい!っていう質問に対して『ノブを全部振りきればいい』のような発言もあって、テキト-なのに何故かイカすっていうこの感覚ですよ。

どうでもいいけど、映画『アンコール』でこの曲を老人が合唱するんだけど、意外性があって面白いのに良くてずるい。